最終確認: 2026年4月出典 3 件
リバランス計算ツール
ポートフォリオの現在配分と目標配分から、リバランスに必要な売買額を自動計算。
万円
このツールについて
相場変動によってポートフォリオの資産配分が崩れた際に、目標配分に戻すために必要な売買額を計算するツール。年1〜2回のリバランスは、リスクを一定に保ちながら長期的なリターン向上が期待できます。NISA口座での実行なら売却益への税金を回避でき、さらに効果的です。
計算の仕組み
現在の資産配分(株式・債券・現金)と目標配分を入力すると、各資産について『現在の保有額』と『目標の保有額』の差分を計算します。正の数は買い、負の数は売りを示す売買額として表示されます。
使用例
総資産1,000万円で株式65%→60%に調整
相場上昇で株式比率が目標を超えた典型的な例
入力値:
- totalValue: 1000
- stockCurrent: 65
- stockTarget: 60
- bondCurrent: 25
- bondTarget: 30
結果: 株式を50万円売却、債券を50万円買い増し
株式の現在額(6,500万円)が目標額(6,000万円)を500万円超過しているため、その分を債券に振り分ける必要があります。
ベアマーケット後の回復時リバランス
株式が下落して目標比率以下になった場合
入力値:
- totalValue: 1000
- stockCurrent: 50
- stockTarget: 60
- bondCurrent: 45
- bondTarget: 30
結果: 債券を150万円売却、株式を150万円買い増し
低迷している株式を積極的に買い増して、安値で資産を増やす『買い時投資』効果が期待できます。
3資産分散ポートフォリオの調整
株式・債券・現金のバランス型
入力値:
- totalValue: 1500
- stockCurrent: 68
- stockTarget: 60
- bondCurrent: 27
- bondTarget: 30
結果: 株式を120万円売却、債券を45万円買い増し、現金を75万円積立
複数資産の微調整で、ドルコスト平均法と分散効果の両方を実現。
計算方法の解説
リバランスとは
相場変動でずれたポートフォリオの資産配分を目標に戻す作業です。年1〜2回行うことでリスク管理と長期リターン向上が期待できます。
よくある質問
使用のコツ
- 配当・分配金を再投資する際に自動的にリバランスできます。分配金をいったん現金で留保し、比率の低い資産に充当。
- 税損失回収(TLH)を同時実行。値下がり資産を売却して損失を確定、同等資産を買い直す方法で、税効率を追求。
- NISAとiDeCo両口座で逆方向に動かす戦略も有効。両口座の合計で目標配分を達成すれば、全体の効率が向上。
- 目標配分は人生ステージで変更。20代は株式80%、50代は50%と、年齢が上がるにつれ安定資産を増やす『グライド・パス』が標準。
- リバランスのタイミングに『統計的最適化』を使う方法も。一定の逸脱率(±5%など)に達したら自動実行。
- リバランス記録を残すと、実績検証や税務申告が容易に。Excelやスプレッドシートで取引履歴を管理がお勧め。
関連する知識
参考文献
- 金融庁『つみたてNISAの基礎知識』 - 金融庁
- 日本証券業協会『個人投資家向けガイド』 - 日本証券業協会
- 厚労省『iDeCo導入・加入者ガイド』 - 厚生労働省