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最終確認: 2026年4月出典 3

住宅ローン控除シミュレーター(2026年版・13年間還付額計算)

住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の13年間の控除額合計を計算。年末残高・控除率・所得税額から実際に還付される金額をシミュレーションします。

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このツールについて

住宅ローン控除は、マイホーム購入者への最大の税制優遇措置です。借入額が大きいほど、また返済期間が長いほど、累計で数百万円の税還付が受けられます。2024年以降の仕組みを理解し、初年度の確定申告を忘れずに実施することが重要です。繰上返済のタイミングも控除額に影響するため、戦略的な検討が必要です。

計算の仕組み

住宅ローン控除は『年末残高 × 0.7%』で計算されます。例えば4,000万円を35年で借入し、年末残高が3,900万円なら、控除額は 3,900万円 × 0.7% = 27.3万円です。これが所得税から引かれます。所得税が27.3万円より少ない場合(例えば20万円)なら、残り7.3万円は翌年の住民税から最大月8,125円まで13ヶ月かけて控除されます。13年間の累計では、初期の大きな控除額と年末残高の減少に伴う控除額減少を合計した総額が実現します。

使用例

新築ZEH水準住宅での最大控除を狙う

4,500万円(上限)の新築ZEH水準等省エネ住宅を35年ローン、年利0.8%で購入。年収800万円の会社員

入力値:
  • loanAmount: 4500
  • annualRate: 0.8
  • years: 35
  • annualIncome: 800
  • propertyType: new_zeh
結果: 13年間控除合計: 約297万円、実際の控除: 約280万円(年収による所得税上限考慮)、1年目控除: 約31.5万円

最大限の控除を享受。13年間で300万円近い還付が受けられます。

中古住宅で賢く活用

3,000万円の中古認定長期優良住宅を30年ローン、年利1.2%で購入。年収600万円

入力値:
  • loanAmount: 3000
  • annualRate: 1.2
  • years: 30
  • annualIncome: 600
  • propertyType: used_certified
結果: 10年間控除合計: 約195万円、実際の控除: 約190万円、1年目控除: 約21万円

中古住宅は10年控除ですが、低い借入額で年収に対する控除余裕も十分。

高年収で控除を余さない最適プラン

3,000万円の新築省エネ基準適合住宅、35年ローン、年利0.7%。年収900万円

入力値:
  • loanAmount: 3000
  • annualRate: 0.7
  • years: 35
  • annualIncome: 900
  • propertyType: new_energy
結果: 13年間控除合計: 約210万円、実際の控除: 約210万円(十分な所得税あり)、1年目控除: 約21万円

高年収なら控除額全額を所得税から引けるため、還付効率が最高です。

計算方法の解説

住宅ローン控除とは

住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は、住宅ローンを利用して住宅を取得した場合に、年末のローン残高の0.7%が所得税から控除される制度です。

2024年以降の控除制度(2026年12月入居まで適用)

  • 控除期間:13年(新築)/ 10年(中古)
  • 控除率:0.7%
  • 借入上限:物件種別により2,000万〜4,500万円

所得税で引ききれない場合

控除額が所得税を超える場合は、翌年度の住民税からも一部控除されます(住民税の課税所得の5%、最大97,500円/年)。

よくある質問

使用のコツ

  • 控除期間が13年あるため、返済初期は控除額が大きく、後期は小さくなります。返済計画と控除額の推移を把握しておきます
  • 初年度の確定申告で提出書類が多いため、事前に税務署や税理士に相談することをおすすめします
  • 会社員で2年目以降は年末調整でOKですが、転職・退職・起業時は別途確定申告が必要になる場合があります
  • 繰上返済は控除期間後半(9年目以降)がおすすめ。控除額が減り始め、利息削減効果が相対的に大きくなります
  • 物件種別(ZEH・省エネ・一般)により借入上限が2,000万~4,500万円と異なります。事前に確認が必須です
  • 子どもの教育費ピークや親の介護費用の時期と、控除による還付タイミングを合わせて家計計画を立てます

関連する知識

参考文献

  • 住宅ローン控除制度ガイド2026年版 - 国税庁
  • 新築住宅取得時の税制優遇 - 国土交通省 住宅局
  • 住宅ローン控除Q&A - 日本銀行金融広報中央委員会