最終確認: 2026年4月出典 3 件
株式益回り計算
株価とEPSから益回りを計算します。
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このツールについて
益回り(イールドオンアーニングス)は、企業の利益力を株価で割った指標で、投資家が得られる利回りを示します。PERの逆数であり、企業がいかに効率的に利益を生み出しているかを判断するための重要な指標です。日本の高配当株投資や割安株スクリーニング、米国株の価値判定に頻繁に使用されます。益回りが高いほど割安といえます。
計算の仕組み
益回り計算は以下の公式に基づいています。【益回り(%) = (EPS ÷ 株価) × 100】例えば、株価2,000円で1株あたり利益150円の場合、益回り = (150 ÷ 2,000) × 100 = 7.5%となります。PERとの関係は【益回り = 1÷PER × 100】となるため、PER13.3倍なら益回りは約7.5%です。
使用例
高配当株の割安判定
配当利回りが高い大型株の益回りを調査する場面
入力値:
- stockPrice: 2500
- eps: 250
結果: 益回り 10%、PER 10倍
益回り10%は日本株市場では優れた水準です。PER10倍という割安な評価で、配当金生活を目指す投資家の注目銘柄となりやすいです。
成長企業の益回り比較
ハイテク企業の益回りを高配当株と比較する場合
入力値:
- stockPrice: 5000
- eps: 100
結果: 益回り 2%、PER 50倍
益回り2%は低いですが、高い成長期待を織り込んだPER50倍の株価。成長企業と成熟企業では益回りの解釈が異なります。
赤字企業の分析
EPSがマイナスの企業を分析する場合
入力値:
- stockPrice: 1200
- eps: -50
結果: 益回り -4.17%、PER マイナス
益回りがマイナスは赤字企業を示します。ターンアラウンド狙いの投機的投資となり、高リスクです。
計算方法の解説
益回り
益回り = EPS ÷ 株価 × 100。PERの逆数で、5%以上なら割安とされます。
よくある質問
使用のコツ
- 業界別益回り比較:金融・食品は高め、ハイテク・サービス業は低め傾向があります。同業他社との相対比較が重要です。
- 予想EPS活用:年初時点では当期予想EPS使用で、来期益回りを先読みする投資家も多くいます。
- 配当利回りとの併用:配当利回り = 配当金 ÷ 株価、益回り = EPS ÷ 株価の違いを理解し、配当性向も確認しましょう。
- 時系列トラッキング:同一企業の益回り推移(過去3年)をグラフ化すれば、利益成長と株価の乖離を視覚化できます。
- 割安か割高か判定:その企業の過去10年の平均益回りと比較して、現在が割安か割高か判断するのが効果的です。
- アナリスト予想との照合:Yahoo!ファイナンスなどのアナリスト予想EPSと比較して、市場の期待値を確認しましょう。
関連する知識
参考文献
- 企業分析の基礎 株価評価指標完全ガイド - 日本証券アナリスト協会
- バフェット流 投資判断のすべて - 森岡英樹
- 株式投資の未来 - ジェレミー・シーゲル