最終確認: 2026年4月出典 3 件
PER・PBR計算
株価・EPS・BPSからPER・PBRを計算。割安・割高判定。
円
円
円
このツールについて
株価からPER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)を計算し、企業の割安度・割高度を総合評価するツール。投資意思決定に必須の2つの評価指標を同時に算出でき、バリュー投資やスクリーニングに活用できます。
計算の仕組み
PER(株価収益率) = 株価 ÷ EPS。株価が利益の何倍かを示し、低いほど割安とされます。日本株平均は約15倍。PBR(株価純資産倍率) = 株価 ÷ BPS。株価が純資産の何倍かを示し、1倍以下は解散価値以下(割安)を意味します。益回り = EPS ÷ 株価 = 1 ÷ PERで、利益率からの利回り視点を提供します。
使用例
割安系大型銀行株の評価
株価2,000円、EPS150円、BPS1,500円の大型銀行
入力値:
- stockPrice: 2000
- eps: 150
- bps: 1500
結果: PER = 13.3倍、PBR = 1.33倍、益回り = 7.5%
PER13.3倍は日本株平均より割安。ただしPBR1.33倍は解散価値を上回っており、金融機関としての事業価値が評価されている。配当利回り3-4%なら総合的に割安投資対象。
成長期通信企業の相対評価
株価4,500円、EPS300円、BPS2,500円の通信企業
入力値:
- stockPrice: 4500
- eps: 300
- bps: 2500
結果: PER = 15.0倍、PBR = 1.80倍、益回り = 6.7%
PER15倍は業界平均だが、EPS成長率30%超なら割安。PBR1.8倍は平均より高いが、高い自己資本利益率(ROE)があれば妥当。成長性と併せた総合判断が重要。
PBR1倍割れの割安銘柄
株価1,200円、EPS100円、BPS1,500円の建設会社
入力値:
- stockPrice: 1200
- eps: 100
- bps: 1500
結果: PER = 12.0倍、PBR = 0.80倍、益回り = 8.3%
PBR0.8倍は解散価値より2割割安。買い占める投資家が現れれば大きなリターンを期待できるが、赤字転落リスクも考慮。割安株投資には相応のリスク分析が必須。
計算方法の解説
PER
株価÷EPS。日本株平均は15倍程度。
PBR
株価÷BPS。1倍以下は「解散価値以下」。
よくある質問
使用のコツ
- 複数銘柄のPER・PBRを比較する際は、同業他社と比較することで相対的な割安度が判定しやすくなります。
- PER・PBRは静的指標のため、配当利回り・ROE・負債比率などの動的指標と組み合わせた分析が有効です。
- PERが低い銘柄を自動抽出するスクリーニングがありますが、低い理由を必ず調査してください。『安かろう悪かろう』の罠に注意。
- 益回りが高い場合、配当性向も確認し、持続可能な配当水準か判定してください。配当性向が90%超なら減配リスクがあります。
- PBRが低い場合、ROE(= 純利益 ÷ 自己資本)も確認。ROEが低いと、PBRが低くても株価上昇が期待しづらい場合があります。
- 決算時期のPER・PBR計算では、『直前四半期実績EPS』と『年間予想EPS』のどちらを使うか統一し、時系列比較の精度を高めましょう。
関連する知識
参考文献
- 日本証券業協会『PER・PBRを使った割安判定』 - 日本証券業協会
- 東京証券取引所『セクター別統計データ』 - 東京証券取引所
- 『会社四季報』 業績・指標編 - 東洋経済新報社