最終確認: 2026年4月出典 3 件
配当性向計算
配当金と純利益から配当性向を計算します。
円
円
円
このツールについて
企業が得た利益をどの程度株主に配当として還元しているかを判定します。配当性向が30~40%の企業は利益を配当と再投資のバランスが取れており、成熟企業の選定に最適。50%超は高配当株、100%超は配当金が利益を上回る異常な状態を示唆します。
計算の仕組み
配当性向の計算式は「1株当たり配当金÷EPS×100」です。EPSは1株当たり利益を意味し、企業の総純利益を発行済み株式数で割った数値。例えば配当50円・EPS200円なら性向は25%となり、利益のうち25%を配当に充てていることになります。
使用例
安定成熟企業の例
配当性向30%は利益還元とビジネス再投資のバランスが最適で、多くの日本の大型株(電力・銀行・商社等)がこのレンジ
入力値:
- dividendPerShare: 80
- eps: 250
- stockPrice: 3500
結果: 配当性向:32%
利益250円中80円を配当に充てており、成熟企業として安定した配当を維持しながら事業成長に投資
高配当企業の例
配当性向60%は収入重視投資家向けで、配当貴族や利回り重視企業の特徴
入力値:
- dividendPerShare: 120
- eps: 200
- stockPrice: 2800
結果: 配当性向:60%
利益の60%を配当に充て、見守ってくれた株主へ高い配当利回りを提供。ただし再投資が限定的な場合がある
成長企業の例
配当性向15%は企業の再投資と成長機会を優先する方針を示す
入力値:
- dividendPerShare: 30
- eps: 200
- stockPrice: 5000
結果: 配当性向:15%
利益の大部分を事業成長・R&Dに充てることで、将来の株価上昇を狙う成長企業型
計算方法の解説
配当性向
配当性向 = 1株配当 ÷ EPS × 100。30〜40%が日本企業の平均です。
よくある質問
使用のコツ
- 配当性向と業績成長率を組み合わせて分析。成長率が高くて性向が低い企業は『成長性+増配余力』がある
- 過去5年の配当性向推移をチェック。徐々に上昇する企業は増配期待が高い
- 配当性向50%+増配3年連続の銘柄は『配当貴族候補』として有望
- 同業他社の配当性向と比較し相対評価を実施。業界トップクラスは配当政策で競争優位を持つ
- 配当利回りは株価と配当額の両方が影響。同じ性向でも利回りは大きく変動する
- 決算月別に性向が変わることがある。通期予想値と実績値の乖離をチェック
関連する知識
参考文献
- 日本経済新聞「配当性向とは」 - 日本経済新聞社
- 楽天証券「配当金の基礎知識」 - 楽天証券
- モーニングスター「配当性向の読み方」 - モーニングスター