最終確認: 2026年4月出典 3 件
手取りから額面給与逆算ツール(月収・年収を自動計算)
毎月の手取り額を入力して、額面給与(月収・年収)を逆算します。社会保険料・所得税・住民税の内訳も確認できます。
万円
このツールについて
通帳に振り込まれる手取り金額から、実際の給与額(額面)と控除内訳を逆算するツールです。転職時の年収交渉や家計管理の際に、額面と手取りの差を正確に把握できます。年齢・扶養人数・地域によって変わる控除額の詳細も確認でき、生涯収入計画に役立ちます。
計算の仕組み
手取り額から社会保険料率・所得税率・住民税率を考慮して逆算します。年齢40歳以上で介護保険料の追加、扶養家族がいれば扶養控除の減税、住民税は地域により異なります。これらの複合的な変数を踏まえた近似計算により、概算額面給与を算出しています。
使用例
手取り25万円の35歳独身(東京都勤務)
都市部の一般的なサラリーマン
入力値:
- netMonthly: 25
- age: 35
- dependents: 0
- prefecture: standard
結果: 33.5万円、402万円、3.0万円、2.0万円、2.5万円、8.5万円
手取り25万円は額面33.5万円に相当します。控除は25%で、社会保険料が最大で、次に住民税・所得税となります。手取りの33.4%が控除される計算です。
手取り30万円の45歳配偶者あり(大阪府勤務)
中堅層の扶養家族ありケース
入力値:
- netMonthly: 30
- age: 45
- dependents: 1
- prefecture: standard
結果: 40.2万円、482.4万円、3.3万円、1.8万円、2.8万円、10.2万円
手取り30万円は額面40.2万円に相当します。扶養控除により所得税が減額されているため、総控除率は25.3%となっています。40歳以上で介護保険料が加算されています。
手取り20万円の25歳独身(入社1年目)
新入社員・初年度は住民税ゼロ
入力値:
- netMonthly: 20
- age: 25
- dependents: 0
- prefecture: standard
結果: 26.8万円、321.6万円、2.4万円、1.3万円、0.0万円、3.8万円
手取り20万円は額面26.8万円です。入社1年目のため住民税が0円となり、2年目より税負担が増加します。実際には2年目から手取りが約1万円減少することになります。
計算方法の解説
手取りと額面の関係
額面給与から以下が控除されて手取りとなります:
- 健康保険料:標準報酬月額の約5.0%(組合健保は異なる)
- 厚生年金保険料:標準報酬月額の9.15%
- 雇用保険料:賃金の0.6%
- 所得税:扶養控除等申告書提出前提で源泉徴収
- 住民税:前年所得に基づき6月〜翌5月に徴収(入社1年目は0円)
注意事項
本計算は近似値です。会社の健康保険組合・標準報酬月額の等級・住民税の特別徴収額等により実際と異なる場合があります。
よくある質問
使用のコツ
- 年収交渉時は「手取りで●万円」ではなく「額面で●万円」で交渉しましょう。額面で合意しないと、実際の控除後に想定より少ないことになります。
- 入社1年目は住民税がないため、2年目から手取りが約1万円前後減少します。キャリア途中の転職時も同様なので心に留めておきましょう。
- 扶養家族の数により所得税・住民税が大きく変わります。配偶者控除・扶養控除を漏らさず申告することで、数万円の控除を受けられます。
- 健康保険の組合型は料率が異なり、相互会社・共済組合などもあります。公務員や大企業の場合は本ツールより控除が少ない場合があります。
- 給与から引かれる社会保険料は、会社が同額を負担しています。「手取り」だけでなく、真の給与コストは額面の約1.15倍と理解することが重要です。
- 定期昇給や賞与の支給により、手取り額は1年で大きく変動します。長期的なキャリア計画では複数のシナリオでシミュレーションを回してみましょう。
関連する知識
参考文献
- 国税庁 - 所得税の基礎 - 国税庁
- 厚生労働省 - 社会保険料額表 - 厚生労働省
- 全国市長会 - 住民税について - 全国市長会