生命保険必要額計算
万が一の場合に必要な保障額を計算します。
このツールについて
遺族が必要とする生活費・教育費から、生命保険で必要な保障額を計算するツールです。必要保障額 = (年間生活費 × 保障が必要な年数)+ 教育費 - 現在の貯蓄 - 遺族年金の総額で算出されます。配偶者と子どもがいる場合、世帯主の死亡により遺族年金(遺族基礎年金+遺族厚生年金)が自動的に支給される仕組みを考慮することで、必要な保険金額が決まります。本ツールで大切な家族を守るために必要な保障額を把握できます。
計算の仕組み
計算式:必要保障総額 = (年間生活費 × 保障年数)+ 教育費 + 住宅費。カバー済み額 = 現在の貯蓄 + 遺族年金(年額 × 保障年数)+ 死亡退職金。不足額(必要な生命保険金)= 必要保障総額 - カバー済み額。遺族年金は遺族基礎年金(子のある配偶者に年100万円)と遺族厚生年金(報酬比例、サラリーマン平均50~100万円/年)を合算します。
使用例
年間生活費400万円・20年保障必要・貯蓄500万円・遺族年金150万円/年
配偶者と小学生の子がいる世帯。子どもが社会人になるまで20年間の保障が必要。
- annualExpense: 400
- yearsNeeded: 20
- savings: 500
- publicPension: 150
- educationCost: 1000
年間生活費400万円 × 20年 + 教育費1,000万円 = 9,500万円が必要。貯蓄500万円 + 遺族年金150万円 × 20年 = 3,500万円でカバーされるため、生命保険で6,000万円の不足を補う必要があります。定期保険20年で6,000万円が目安。
年間生活費300万円・10年保障・貯蓄1000万円・遺族年金100万円/年・教育費800万円
子どもが中学生以上で、あと10年で社会人になるケース。貯蓄が充実している。
- annualExpense: 300
- yearsNeeded: 10
- savings: 1000
- publicPension: 100
- educationCost: 800
年間生活費300万円 × 10年 + 教育費800万円 = 4,800万円。貯蓄1,000万円 + 遺族年金100万円 × 10年 = 2,000万円でカバーされ、不足額は2,800万円。保障期間が短く貯蓄があるため、生命保険の必要額は低くなります。
年間生活費500万円・30年保障・貯蓄200万円・遺族年金200万円/年・教育費2000万円
高い生活水準・多くの教育費が必要な高収入世帯。子どもが幼く、長期保障が必要。
- annualExpense: 500
- yearsNeeded: 30
- savings: 200
- publicPension: 200
- educationCost: 2000
高い生活水準(月42万円)と多くの教育費(3人以上の子どもを想定)により、必要保障額が17,000万円に。遺族年金と貯蓄で6,200万円カバーされるため、生命保険で約10,800万円が必要。収入に応じた1億円規模の保険加入検討が必要。
計算方法の解説
必要保障額の考え方
必要保障額 = 遺族の生活費 + 教育費 − 貯蓄 − 遺族年金の総額で計算します。配偶者の収入や住宅ローンの団信なども考慮すると、より正確な金額が算出できます。
よくある質問
使用のコツ
- 遺族年金は『自動支給される』重要な財源です。多くの人が遺族年金の金額を知らずに過度な保険に加入しています。必ず試算に含めてください。
- 年間生活費は『現在の生活費 × 0.8~0.9』が目安です。世帯主がいないため支出が減ることを考慮します。
- 子どもが独立に近づくほど必要保障額が減少します。定期保険で満期を設定し、子どもの成長とともに更新するのが効率的です。
- 住宅ローンに団信が付帯されていれば、死亡時にローンが完済されるため、保障計算から住宅費を除外できます。
- 教育費は子どもの教育方針(全て公立 vs. 一部私立 vs. 全て私立)で大きく変わります。1人あたり1,000~2,500万円の幅で計画してください。
- 保障額が決定したら、『定期保険で必要年数だけ加入する』ことが効率的です。終身保険は割高で、特に若年世帯には不向きです。
関連する知識
参考文献
- 日本生命 必要保障額と保険選択 - 日本生命保険相互会社
- 日本年金機構 遺族年金制度 - 日本年金機構
- ソニー生命 ライフプラン相談 - ソニー生命保険株式会社