必要保障額計算
家族構成から生命保険の必要保障額を計算
このツールについて
家族構成(子どもの人数・年齢)・年収・貯蓄から、世帯主に万が一のことがあった場合に必要な生命保険の保障額を自動計算するツールです。必要保障額 = 遺族の生活費 + 教育費 + 住宅費 - 現在の貯蓄 - 遺族年金で算出されます。子どもが小さいほど保障が必要で、子どもが独立に近づくにつれ必要保障額は大きく減少します。このツールで子どもの年齢ごとに保障額の目安を把握し、定期保険や終身保険の選択根拠が得られます。
計算の仕組み
必要保障額 = [(月の家計支出 × 12ヶ月 × 遺族が必要な年数)+ 子どもの教育費] - 現在の貯蓄 - 遺族年金(年額 × 支給期間)。遺族年金は遺族基礎年金(子のある配偶者に約100万円/年)と遺族厚生年金(報酬比例、平均50~100万円/年)で構成。末子が22歳(大学卒業)までが支給対象です。保障額は末子の年齢が若いほど大きく、高校卒業時に大幅に減少します。
使用例
年収600万円・子ども2人(3歳・1歳)・貯蓄500万円
30代の子育て世帯。末子が22歳になるまで約20年間の保障が必要。
- annualIncome: 600
- savings: 500
- children: 2
- youngestAge: 1
末子が小さいため保障額が最も大きい時期。教育費1,800万円(2人で全て私立想定)と遺族生活費2,200万円を合わせ、遺族年金と貯蓄で賄えない部分を生命保険で補う必要があります。定期保険20年で4,500万円程度が目安。
年収500万円・子ども1人(12歳)・貯蓄300万円
子どもが中学生。あと10年で独立するため、保障額は中程度。
- annualIncome: 500
- savings: 300
- children: 1
- youngestAge: 12
末子が12歳で、教育費が高校~大学の10年に限定。教育費1,000万円と遺族生活費800万円を合わせ、遺族年金と貯蓄である程度カバーできるため、保障額は1,500~2,000万円で足りる。定期保険10年での加入を検討。
年収800万円・子ども3人(15歳・13歳・11歳)・貯蓄800万円
3人の子どもがいる高収入世帯。教育費負担が大きい。
- annualIncome: 800
- savings: 800
- children: 3
- youngestAge: 11
3人の教育費で約3,000万円が必要。高年収により遺族生活費も月30万円以上と想定。貯蓄800万円と遺族年金で賄えない6,500~7,500万円を生命保険で準備。末子が独立するまで11年のため、定期保険11年で7,000万円程度が目安。
計算方法の解説
必要保障額の考え方
必要保障額 = 遺族の生活費 + 教育費 + 住居費 - 貯蓄 - 遺族年金 - 死亡退職金です。子供が小さいほど保障額は大きく、成長とともに減少します。
よくある質問
使用のコツ
- 保障額計算の最大ポイントは『末子の年齢』です。末子が独立に近づくほど、毎年50~100万円ずつ必要保障額が低下します。
- 遺族年金は『自動的に支給される』重要な資金源です。遺族年金を計算に入れることで、民間保険の保障額を大幅に削減できます。
- 配偶者が働く予定なら、その所得を遺族生活費の計算に含めることで保障額が削減されます。ただし配偶者の就業継続が前提なので、慎重に検討してください。
- 住宅ローンに団信が付帯されていれば、死亡時にローンが完済されるため、保障額から住宅費を除外できます。付帯有無の確認が重要です。
- 子どもが独立に近づくと、定期保険から終身保険への切り替えを検討する時期です。定期保険の満期到来前に見直しましょう。
- 保障額だけでなく『保険料の払込期間』も重要です。60歳払済みなら、退職後の保険料負担がなくなり、老後資金が安心です。
関連する知識
参考文献
- 日本生命 必要保障額の考え方 - 日本生命保険相互会社
- 日本年金機構 遺族年金について - 日本年金機構
- 文部科学省 子どもの学習費調査 - 文部科学省