最終確認: 2026年4月出典 3 件
企業年金受給額計算
勤続年数・平均給与から企業年金の受給額を概算。
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このツールについて
定年退職時の受給額を事前計算するツール。勤続30年・平均給与35万円のDB年金なら一時金約1,200万円、月額年金約18万円(年216万円)が目安。DC年金なら掛金月2万円×30年で約720万円が積立。転職時の処遇(DB脱退一時金かDC移換)判定にも活用可能。
計算の仕組み
確定給付型(DB)は『勤続年数×平均給与×給付率(0.3~1.0%)』で一時金を計算。年金月額は一時金を年金現価係数で換算。確定拠出型(DC)は『月掛金×12ヶ月×勤続年数×運用利回り係数』で終価(積立額)を計算。DCは運用成績に左右されるため概算値。
使用例
DB年金の典型例(大手企業)
勤続30年、平均給与35万円、給付率0.6%のDB年金
入力値:
- years: 30
- avgSalary: 35
- type: db
- dcContribution: 0
結果: 一時金約1,260万円、月額年金約17.5万円(年210万円)
DB年金は給付額が確定している。勤続30年で月額17万円程度は中程度の額。公的年金(月約15万円)との合計で月32万円程度が老後生活費目安。
DC年金の典型例(マッチング拠出)
勤続30年、月掛金2万円、年3%運用利回りのDC年金
入力値:
- years: 30
- avgSalary: 50
- type: dc
- dcContribution: 20000
結果: 積立額約864万円(月掛金2万円ベース)
DC年金は運用成績次第。年3%の保守的運用で年720万円の掛金(30年)が864万円に増加。年5%運用なら約1,000万円、1%なら約800万円程度。
転職時のDB脱退一時金判定
勤続10年で転職、DB脱退一時金を受け取る場合
入力値:
- years: 10
- avgSalary: 40
- type: db
- dcContribution: 0
結果: 脱退一時金約240万円程度
短期勤続でDB年金を辞める場合、脱退一時金で一括受取り。転職先のDC年金に移換するか、iDeCoで運用するか判定が必要。脱退一時金は転職後6ヶ月以内に移換しないと所得税の対象に。
計算方法の解説
確定給付型(DB)
給付額が決まっている企業年金。
確定拠出型(DC)
掛金を自分で運用。運用成績次第で受取額が変わります。
よくある質問
使用のコツ
- DB年金の給付率は企業によって大きく異なる(0.3%~1.0%)。労務担当者に正確な給付率を確認してから計算すること。
- DC年金の運用商品は『定期預金(利率0.3%)』から『バランスファンド(3~5%目安)』『株式ファンド(5~8%目安)』まで幅広い。自分のリスク許容度に合わせて選択。
- 転職時のDC脱退一時金は『転職後6ヶ月以内の移換』が節税の鉄則。過ぎると一括所得税が発生し、手取りが大きく減少。
- DB年金が廃止される企業が増加傾向。現在DB年金がある場合は『いつまで継続するのか』を人事に確認。DC年金への変更時期に注意。
- DC年金の掛金は『給料天引き』のため節税効果あり。さらにマッチング拠出で企業が追加掛金を出す場合、拠出限度額内で全額活用すること。
- 企業年金の受給開始年齢は通常60~65歳。加算年金制度がないか(延長受給で増額できるか)も確認してから受給開始を決定。
関連する知識
参考文献
- 厚生労働省 企業年金制度ガイド - 厚生労働省年金局
- 日本年金機構 確定拠出年金ナビ - 日本年金機構
- 金融庁 投資信託・DC年金選択ガイド - 金融庁