複利計算(月次積立)
毎月の積立額と年利から将来の資産額を月次複利で計算。NISAやiDeCoの運用シミュレーションに。
このツールについて
毎月決まった金額を積み立てながら複利運用した場合の将来資産額を計算するツールです。つみたてNISA(年120万円枠)やiDeCo(月2.3万円枠など)での運用成果を予測したい時、また老後資金やFIRE達成に向けた積立計画の目安を立てるのに活用できます。
計算の仕組み
初期投資額と毎月の積立額に対して、月複利を適用した計算を実施します。計算式:最終資産額 = 初期額×(1+月利率)^(運用月数) + 毎月積立×[((1+月利率)^(運用月数)-1) / 月利率]。月利率は年利を12で除算して得られます。運用益は最終資産額から総投資額を差し引いた値です。
使用例
つみたてNISA標準的な積立
年120万円(月10万円)を年利5%で25年運用する場合
- principal: 0
- monthlyAdd: 10
- rate: 5
- years: 25
NISA枠の年120万円上限で25年運用すると、運用益1,600万円が非課税になります。これは通常の特定口税での税負担約325万円相当の節税効果があります。
初期一括投資+毎月積立
初期500万円を投資し、毎月5万円を年利6%で20年積み立てる場合
- principal: 500
- monthlyAdd: 5
- rate: 6
- years: 20
初期投資で時間価値を早期化するとともに、月々の積立で継続的に投資額を増やします。積立投資はドルコスト平均法により市場タイミングリスクを軽減できます。
保守的な積立運用
月3万円を年利3%で30年運用(債券・バランスファンド中心ポートフォリオ)
- principal: 0
- monthlyAdd: 3
- rate: 3
- years: 30
利率が低めでも30年という長期では複利効果で500万円の運用益が発生します。リスク回避的な投資家や定年間際の方に適しています。
計算方法の解説
複利の力について
複利は「利息が利息を生む」仕組みです。長期間運用するほど指数関数的に資産が増加します。月次複利では毎月利息が元本に加算されるため、年次複利より有利です。月5万円を年利5%で20年運用すると元本1,200万円が約2,053万円に増えます。
よくある質問
使用のコツ
- 毎月の積立額はボーナス対応を含めて月平均額で計算するのが実務的です(例:月10万+ボーナス時20万なら月12万弱と入力)。
- 初期投資額がある場合、その資金が複利で20-30年どう増えるかの実感が得られます。時間価値の重要性を理解できます。
- 同じ目標額に対して『必要な利率は何か』『何年必要か』を逆算することで現実的な計画が立てられます。
- 年利3%と5%での差は長期では大きく、30年なら運用益で1,000万円程度の差が出ます。商品選定が重要です。
- NISAやiDeCoで非課税の優位性を理解するために、同じシナリオで『税引後利率を3-4%低く』して比較すると参考になります。
- インフレを考慮したい場合は『実質利率=名目利率−予想インフレ率』で再計算してください。例:年利5%−インフレ2%=実質3%。
関連する知識
参考文献
- 金融庁『新NISA完全ガイド2024』 - 金融庁
- 厚生労働省『iDeCoの基本情報』 - 厚生労働省
- 楽天証券『積立投資シミュレーション完全版』 - 楽天証券