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最終確認: 2026年4月出典 3

年金現価・終価計算

毎期一定額の受取り(支払い)の現在価値と将来価値を計算します。年金・ローン・投資の時間価値分析に。

万円
20
3%

このツールについて

老後資金が本当に足りるか判定するための高度な分析ツール。月20万円の年金を20年間受け取る場合、今日の価値にして約3,600万円の価値があります。これを現在のポートフォリオで賄えるか判定できます。企業価値分析、保険商品評価、投資判断にも活用可能。

計算の仕組み

年金現価(PV)は将来の定期的な収入を、割引率を使って現在価値に換算します。年金終価(FV)は毎年の積立金が将来いくらになるかを計算。割引率が高いほど(利回り期待が高いほど)現在価値は低下し、終価は増加します。期首払いと期末払いで計算結果が約1年分異なります。

使用例

老後年金の現在価値(60歳から20年間受給)

毎年240万円(月20万円)を20年間受け取る場合(割引率3%)

入力値:
  • periodicPayment: 240
  • periods: 20
  • discountRate: 3
  • annuityType: ordinary
結果: 現在価値:約3,600万円、将来価値:約6,700万円

60歳から80歳までの20年間で年240万円(月20万円)受け取ることは、今日の価値で3,600万円に相当。これを貯蓄や投資で準備する必要がある。

教育費の積立計画(18年間)

毎年100万円を18年間積立(利率3%運用)した場合の終価

入力値:
  • periodicPayment: 100
  • periods: 18
  • discountRate: 3
  • annuityType: due
結果: 現在価値:約1,450万円、将来価値:約2,145万円

年100万円を18年間積立すると、利率3%運用で総積立額1,800万円が2,145万円に増加。教育費の貯蓄目標設定に活用。

企業の将来キャッシュフロー評価

毎年1,000万円の安定利益が30年続く場合(割引率5%WACC)

入力値:
  • periodicPayment: 10000
  • periods: 30
  • discountRate: 5
  • annuityType: ordinary
結果: 現在価値:約1億5,300万円

30年間で総3億円のキャッシュフロー(評価時点では)が、割引率5%で評価すると1億5,300万円の企業価値に。DCF法による企業価値分析の基礎。

計算方法の解説

お金の時間価値とは

現在の1万円は将来の1万円より価値が高い、という概念です。運用益や物価上昇(インフレ)を考慮します。

現在価値(PV)の使い道

  • 年金受給の実質価値の計算
  • 住宅ローンの適正額判断
  • 保険商品の価値評価
  • 企業価値(DCF)分析

よくある質問

使用のコツ

  • 老後資金計画には『期待寿命(85~90歳)までの総生活費』と『割引率(期待投資利回り3~5%)』の両方の検討が重要。
  • 年金現価を使って『今の貯蓄で足りるか』を判定。足りない場合は毎年の積立額を逆算して計画立案。
  • 企業価値分析では割引率にWACC(加重平均資本コスト8~10%)を使用。割引率が高いと現在価値は低下(リスク高評価)。
  • 割引率1%の違いで長期間の評価額が大きく変わる。現在価値計算は感度分析(複数の割引率で計算)が推奨。
  • 保険商品の価値評価には『期待生存確率』と『割引率』を組み合わせた計算が必須。パンフレット上の説明だけでは判定不可。
  • 期首払いと期末払いで約1年分(利率分)の差が生じる。購入タイミング(4月など)で有利不利が生まれる。

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