keisan.tools
最終確認: 2026年4月出典 3

ROI計算(投資利益率)

投資額と利益(リターン)からROI(投資利益率)を計算。ビジネスの投資対効果を数値で把握できます。

万円
万円

このツールについて

経営判断で最も重要な投資効率を測る指標がROI(投資利益率)です。新規事業立ち上げ、設備投資、マーケティング支出など、あらゆる投資の成功度を数値化できます。複数の投資案を比較する際の意思決定ツールとして、経営者や事業責任者に必須の計算です。

計算の仕組み

ROIの計算は非常にシンプルです。まず得られた収益から投資額を引いて純利益を出し、それを投資額で割ります。公式は ROI = (収益 − 投資額) ÷ 投資額 × 100% です。例えば100万円を投資して150万円の収益を得た場合、ROI = (150 − 100) ÷ 100 × 100% = 50% となります。また投資倍率(回収倍率)も自動計算され、この場合は1.5倍となり、投資額の1.5倍の収益を上げたことが視覚的にわかります。

使用例

新規事業への投資効果測定

初期投資500万円で新規事業を立ち上げ、初年度の収益が750万円だった場合の投資効果を評価

入力値:
  • investment: 50
  • revenue: 75
結果: ROI: 50%、純利益: 250万円、投資回収倍率: 1.5倍

50%のROIは一般的には良好な水準です。継続投資や事業拡大の判断材料になります。

広告費に対する売上効果

月額広告費200万円で売上が500万円得られた月のROI計算

入力値:
  • investment: 20
  • revenue: 50
結果: ROI: 150%、純利益: 300万円

ROI150%は高い広告効果を示しており、引き続き広告投資を拡大する判断に至ります。

設備投資の判断

製造設備に1,000万円投資し、年間売上が1,200万円になった場合

入力値:
  • investment: 100
  • revenue: 120
結果: ROI: 20%、純利益: 200万円

20%のROIは設備投資としては標準的。回収期間が5年となり、経営判断の参考になります。

計算方法の解説

ROIとは

ROI(Return on Investment)は投資に対してどれだけの利益を得られたかを示す指標です。ビジネスにおける意思決定や投資案件の比較に広く使われます。

計算式

ROI = (収益 − 投資額) ÷ 投資額 × 100(%)

ROIの目安

  • 0%以下: 赤字(投資額を回収できていない)
  • 0%〜50%: 一般的なリターン
  • 50%〜100%: 良好なリターン
  • 100%以上: 非常に高いリターン(投資額の2倍以上回収)

注意点

ROIは期間を考慮しません。1年で50%と5年で50%では意味が大きく異なります。年率換算のROI(年間ROI)も併せて検討することをおすすめします。

よくある質問

使用のコツ

  • 複数案件の比較は『期間を揃える』ことが絶対条件。年率ROIで統一評価します
  • 期間が長い案ほど年率ROIが低くなる傾向。リスクとリターンのバランスを考慮します
  • 固定資産の投資は税効果(減価償却)も検討に入れましょう
  • 変動費と固定費を分けて計算すると、経営改善の優先順位が見えやすくなります
  • 過去のプロジェクトのROIを記録・分析し、予測精度を高めていくことが重要です
  • キャッシュフロー(現金出入り)も併せて確認。利益があっても現金が回らないケースもあります

関連する知識

参考文献

  • 企業財務の基礎 - ROIの活用 - 日本経営診断協会
  • 投資判断の意思決定手法 - 日本CFO協会
  • ビジネス指標の読み方 - 経済産業省中小企業庁